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株式会社メドレーのインターンに参加しました

この国の医療について議論した。

参加経緯

サポーターズという新卒就活サービスがある。「かっこいい大人を作る」というコンセプトのもと、オフラインイベントに参加すると参加費や交通費がもらえるという少し変わったサービスを提供してる就活サービスである。

サポーターズにて実施される学生エンジニア向けのイベント中でも選考を通り抜けた人のみが参加できる「エンジニア1on1面談」というものでメドレー人事の青野さんとお話する機会があり、つながりを得た。

青野さんと話していく中で日本の医療制度問題に興味をもち、気がつくとインターンに参加が決定していた?? このときすでに DMM GUILD Intern 2020 に参加が決定していたため日程を調整して頂きました。ありがとうございます!

インターンのスケジュール

事前課題

9月19日〜9月20日 社会保障制度の概要 公的医療保険の問題 グループワーク

事前課題

事前課題として読書を2冊用意された。

  1. ぼくらの未来をつくる仕事 - 豊田剛一郎
  2. 教養としての社会保障 - 香取 照幸

1冊目の「ぼくらの未来をつくる仕事」はメドレー代表取締役医師の豊田さん著者の本だった。内容としては豊田さんの経歴から、日本の医療の問題、メドレーの存在意義を初学者でも理解しやすい文体で書かれた本である。私は初めにこちらの本を読んだ。

2冊目の「教養としての社会保障」は、新書ということもあり、少し難しい固めの本だった。ただ内容は少しずつ知識を深めていく書き方をしているので、重複した内容も多いため、個人的には読みにくい本という印象を得た。社会保障制度について概要は理解できたと考えている。

医療保険制度とは

社会保障制度は大きく分けると、

  • 国民皆保険制度などの社会保険
  • 保育や福祉などの社会福祉
  • 生活保護等の公的扶助
  • 街の衛生を向上させる保健医療・公衆衛生

の4つから成り立っている。

メドレーは事業領域として社会保険における医療保険を取り扱っている。今回のインターンでは医療保険制度の概要から問題点を洗い出し、今後どういったサービスや制度が必要となるのかグループにて議論を行った。

病院に行った際に窓口では3割負担のみ支払えば良い、程度にしか医療保険について考えたことがなかったため、制度の複雑さや抽象的な内容に苦労した。しかし国の資料や代表医師の豊田さんの説明などを聞いていくことで、具体的な改革案を提案することができたと考えている。

学知

私はこのインターンを通じて、この国が抱えている医療保険の問題を知ることができたと考えている。普段、風邪をひいても学生であれば窓口で数千円払えば高級な医療を受けることができる、給与から社会保険料を取られることもない、身近に知っているはずなのに実態が分からない制度を少しだけ噛み砕くことができた。

想像以上に複雑な制度に大きな問題、普段気にしないようにしているからこそ、制度が古さによる現代とのアンマッチ感や現場の酷さによって今後に不安を感じることもあった。

そういった状況だからこそ、少し変革が起こるだけで大きな影響を与えることができるメドレーの事業に興味をもち、今後何かしらの形で関われたらいいなと思う。

最後に、この度はコードを書かない異色のエンジニアインターンにお招き頂きありがとうございます。この場をお借りしてお礼申し上げます。

フィードバック

  • 複雑な課題を少しずつ切り込みを入れて解決していく力
  • 国の詰屈な文章を読み解いて理解する力(情報収集)
  • 抽象的内容のグループワークディスカッション力
  • 思考の壁を飛び越えた発想能力

特に以前から努力している抽象的な内容を思考の壁を超えて思考することがあまり出来なかった。
反省するとともに、具体的な改善案を策定したので改善していく。

まとめ

  • メドレーのインターンに参加しました
  • 日本の社会保障制度難しい
  • 医療保障の今後は民間から変えていく

都内で働くiOSエンジニア(2年目)